涼しくなったり、暑くなったり安定しない気候が続いている今日この頃ですが、ついに自由に海外旅行できる日が再開される兆しが見えてきました。
今回は、そんな日を見越して、ベトナム旅行のときに持っていくべきものを5段階で紹介していきます。※あくまで筆者個人の見解であり、各個人の体質や体調に併せて判断してください。
ベトナム旅行で最重要の必需品
パスポート
海外旅行の必需品がパスポートです。これがなければ入国どころか、日本からの出国もできません。また、ベトナムをはじめとする国々では、入国する時点でパスポートの残存期間が6か月以上なければならないところがほとんどですので、あらかじめ確認しておく必要があります。
また、ベトナムのホテルにチェックインする際には、パスポートを預けるように求められることがありますが、これはベトナムの決まりですので、よほどの理由がないかぎりは預けても大丈夫です。場所によっては、その場で返還されることもありますが、基本的には滞在中は預けたままになります。
ベトナムの場合、前回の出国から1か月以内にベトナムに再入国する場合には、ツーリストビザが必要になりますのであらかじめ準備しておいてください。
換金用の現金
ベトナム国内のホテルやレストラン、カフェなどではクレジットカードで支払いできるところも多いですが、屋台や食堂、市場やナイトマーケットなどの露店では、現金しか支払いができないことも多いので、換金用の現金を持っていく必要があります。
日本の空港で両替することもできますが、レートが悪いことも多いので、現地の空港で両替することをおすすめします。万一足りなくなっても、街中の土産物屋や貴金属店などでも換金できますので、安心してください。
余談ですが、筆者は、初めてベトナムに行った時、空港で両替しましたが、高額紙幣で渡されずに5万ドンの札束で渡されたことがあります。日本ではなかなか見ることができない札束ですのいい経験になるかもしれません。
クレジットカード
ベトナム国内でも、日本と同じようにレストランやカフェ、コンビニでクレジットカードを使用することができます。使用できるブランドとしては、VISAとMasterがほとんどで、JCBやAmerican Expressは使用できないところも多いので、注意してください。
また、海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていれば、別途海外旅行保険に入らなくても良くなります。
現金をあまり持ち歩きたくないという方は、最低限の現金だけ持つようにして食事などの際にはカードで支払うといった感じにすることもできます。ただし、メコン川やハロン湾などの観光地では、現金しか使用できない露店なども多いため注意が必要です。
また、キャッシング枠のある方であれば、現地のATMを使用してお金を引き出すこともできます。
航空券、ホテルの予約確認書
ベトナムに入国する際に、帰りの飛行機のチケットの提示を求められたり、滞在するホテルを確認されたりすることがあります。
その際に、印刷したものを手荷物と一緒に持っていれば提示するだけでいいですし、インターネットに接続できない状態であっても飛行機の時間やホテルの場所を確認することができます。
また、ベトナム入国の前に飛行機の中で入国カードを渡され、記入することになります。ツアーなどで参加される場合には旅行会社からあらかじめ記入されたものを渡されることもありますが、このカードには入出国便名や滞在ホテルなどを記載しなければならないので、記入する際にも使用できます。
海外旅行保険の保険証
意外と気にしていない方も多いですが、海外旅行の際には少額でも結構ですので海外旅行保険に入る方がいいです。万一海外で体調を崩し病院に行くとなった場合、治療費が高額になる可能性があります。
ベトナムは日本ほど衛生状態が良くはありませんので、水や食事が原因でおなかを壊す可能性があります。海外旅行保険に加入していれば、専用の窓口のサポートを受けることができたり、保険証を提示すれば料金を支払わず治療を受けることができたりもします。
パスポートのコピー
あまり必要ないと思うこともありますが、ベトナムはまだまだ治安がいいとは言えません。スリなどの窃盗が起こる可能性は十分にあります。パスポートを紛失したり取られたりした場合に、パスポートのコピーがあれば対応がスムーズに進むことになりますので、念のため持参しておくことをおすすめします。
ベトナム旅行で意外と必要なもの
常備薬
日ごろから常用している薬がある人はその薬の他に、風邪薬や胃腸薬、トローチ、などがあると万一の際にも安心です。ホテルや飛行機内など意外と乾燥していますので、トローチなどがあると便利です。
変換プラグ
ベトナムのホテルなどに設置されているコンセントは、ベトナムで主に使われているCタイプと日本で主に使われているAタイプ両方使えるような差し込み口になっていることが多いですので、日本で使用しているものをそのまま使用できることが多いです。
しかし、場所によっては、Cタイプしかさすことができないことがありますので、その時にはCタイプの変換プラグが必要です。変換プラグは100均などで購入できますので、旅行の際に一つあると便利です。
モバイルバッテリー
日本でも使用している人が多いと思いますが、ベトナム旅行でスマホで地図を見ながら観光したり、おすすめの店を検索する機会が増えると思います。そのため、スマホの電池が減りやすいですので、モバイルバッテリーがあると安心です。
日焼け対策グッズ
季節や行く場所によりますが、ベトナムは日差しが強いです。そのため、日焼け止めや帽子などの日焼け対策グッズが必要です。ベトナムは高温多湿な気候で、かなり汗をかきますので日焼け止めは汗で簡単に流れてしまわないようなものがおすすめです。
アメニティ類
ホテルには、シャンプーやコンディショナーなどが置いてあることが多いですが、日ごろから使っているものがある方は持参するようにしてください。現地でも日本で買えるようなものを購入できますが、トラベルサイズの小さいものはほぼありません。
髭剃りや歯ブラシなどは置いてないこともあります。現地のコンビニなどで購入することも出来ますが、あまり品質がいいものはありませんので、必要であれば持参するようにしてください。
スキンケア用品
化粧水や乳液など普段使用しているものを持っていくことをおすすめします。ベトナムと日本では水の硬度が異なり、お風呂上がりの肌の感じなどが通常とは異なり、乾燥している感じになることがありますので、しっかりケアしてください。
ポケットティッシュ/ウェットティッシュ
ベトナムのトイレには、トイレットペーパーが設置されていないことが多いです。そのため、ポケットティッシュを持参する必要があります。現地のコンビニなどで購入することができますが、日本から水に流せるものを持って行ったほうがいいです。
また、レストランやカフェなどで出されるおしぼりは有料です。一つ数千ドン(約数十円)ですが、毎回となるとそこそこの値段になります。現地で購入するとなると日本より割高になりますので、100均などで販売されているウエットティッシュを持っていっておき、手持ちの荷物の中に入れておくのがいいです。
現地のベトナム人もこれら二つを持ち歩いていることが多いです。
ベトナム旅行であると便利なもの
軽く羽織れるもの
飛行機内や冷房の効きすぎた場所で羽織るものがあると便利です。
ハンドタオル
高温多湿ですので、かなり汗をかきます。汗をしっかり吸収してくれるものがあると良いです。
リュックサック/バックパック
観光に出る際に、前述のティッシュ類や飲料など持ち物が多くなりますので、背負えるものがあると便利です。筆者は、観光の際コンビニなどで1Lの大きな水を購入して持ち歩いていました。
虫よけ
メコンデルタやカンザー自然保護自治区など自然が多い場所に行くときには、虫よけをしていくのがおすすめです。
サンダル
現地で調達もできますが、少し外に出るときにあると便利です。現地では意外とビーさんで街中を歩き回っている人が多いです。
変圧器
ドライヤーやアイロンなどが、ベトナムに対応していない電圧であった場合には必要になります。
マスク
ベトナムの街中はバイクが多く走っているので排気ガスが多く、ホコリなども舞っているのでベトナム人でもバイクに乗るときなどはマスクをしています。気管支の弱い人は持参しておくべきです。
ガイドブック
ベトナム人は、店名ではなく住所で建物の場所を把握していますので、店名と住所が載っているガイドブックがあると便利です。ガイドブックを持ち歩くのが面倒な場合には、行きたい店の名前と住所だけをメモして持ち歩くのが良いです。
ボールペン
飛行機の中で出入国カードの記入を行ったり、ホテルなどで行き先の道を聞いた際にメモするのにあると便利です。
ベトナム旅行で必要に応じて必要なもの
その他、必要に応じて用意しておくといいものです。
カップ麺などの非常食
現地でもいくつかは調達できますが、どうしても必要だと思えば持参してください。現地の日本人に会うのであれば、お土産として持っていくと喜ばれます。
粉末のスポーツドリンク
かなり汗をかきますので、購入した水の中に混ぜて飲むのもおすすめです。
カッパ/折りたたみ傘
ベトナムでスコールに出くわした場合、折り畳み傘では太刀打ちできないことが多いです。メコン川などの観光地で雨が降っているときにはカッパがあると便利ですが、現地で安いものを買ったり、レンタルしたりできます。
荷物用のはかり
ホテルでパッキングしているときに役立ちます。
水着
海やホテルのプールに入る際には必須ですね。
ビニール袋
汗をかいて着替えた場合などの着替えを入れたり何かと便利です。
ドライヤー/アイロン
電圧の関係で、海外で使えないものも多いので、要注意です。
耳栓/アイマスク
ベトナムから日本へ帰る便は、深夜便が多いですので、ぎりぎりまで寝たい方などは必要です。
ポケットWifi
SIMフリー端末を持っておらず、現地でいつでもネットを使いたい人は持っていくのがいいでしょう。
まとめ
今回は、ベトナム旅行に持っていくものについて紹介しました。ベトナムの都市部には日本人駐在員も多いので、現地調達できるものも多いですが、使い慣れたものがある場合などは持参してください。みなさんの旅行が少しでも楽しくなることをお祈りしてます。
それでは、この辺で!