【コロナ後】ベトナム・ホーチミンの治安を徹底解説!女子ひとり旅にいってきました!旅行者目線でホーチミンの治安や危険度を解説します!

ホーチミンの情報
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コロナの影響で、長い間フライトが運休していたベトナム。東南アジアの中でもいち早く全面開国し  たベトナムに、2022年7月にひとり旅をしてきました。

その渡航先に選んだのが、ベトナムでもっとも栄えているホーチミンです。もともとベトナムは治安のいい国という印象でしたが、コロナ後はどのように変化しているのか、実際の体験談を交えて紹介します。

これからベトナム旅行やホーチミンに行きたいという方の参考になるとうれしいです。

ベトナム旅行で感じたホーチミンの治安

約3年ぶりのベトナム旅行は、機体と不安が入り混じっていました。コロナ禍でベトナムがどのように変わったのかもわからず、入国までには入念に調べました。ホーチミンに到着して感じたのは「懐かしい」です。コロナ前は空港ロビーから人がごった返していましたが、以前に比べ落ち着いた印象でした。1週間ホーチミンに滞在しましたが、そのときに感じた治安を紹介します。

【結論】治安の悪さは感じなかった

もともと治安が悪いと感じなかったベトナムでしたが、コロナ後の滞在もその感覚は変わりませんでした。観光客も少なく、比較的「人が少ない」という印象だったこともあり、大きなトラブルもなく安心して過ごせたホーチミン。むしろコロナ前よりも治安がよくなったのでは?とプラスに感じました。

スマートフォンのスリは多発している?

私はSNSでつねにベトナムやホーチミンの情報収集をしていたということもあり、スマートフォンのスリは多発しているようです。お財布やスマートフォンのスリはコロナ前から言われていましたが、コロナになって特にスマートフォンのスリが頻繁に起こっているように感じます。

私が滞在しているときも、ホテルの方からスマートフォンの取扱について注意されました。ホテルの外でGrab待ちをしていた私。特に気にせずスマートフォンを見ていたら、ホテルの方が駆けつけてきて「盗まれるから胸の近くに置いて!」と言われたのです。

今までこのように注意されたことがなかった私は、少し困惑しました。と同時に、それだけスマートフォンのスリが多いんだと実感しました。スマートフォンでも特にiPhoneが狙われやすいようなので、街歩きの際もなるべく一目につかないよう工夫が必要です。

コロナ前に比べ無駄に話しかけてくる人が少ない印象

先ほども触れたように、コロナ前に比べ人が少ない印象のホーチミン。観光客もまばらなので、以前ほど話しかけてくる人が少なかったです。ベトナムでは親切心で話しかけてくる人もいますが、中にはボッタくりや不当なチップを要求してくる人もいます。

実際にコロナ前は、そのような人がたくさんいた印象です。治安が良くなったというわけではありませんが、安心して街歩きができるようになったと思いました。

ただしバイクタクシーの人は、観光客とわかると必要以上に声をかけてきます。バイクタクシーは法定外の料金を請求されるので、絶対に乗らないことを心がけてください。またGrabバイクを使うときも、必ずアプリから依頼すること。街中にGrabバイクのドライバーがいますが、正規の料金ではないので使わないに越したことはありません。

ホーチミン滞在中はタクシーを避けていた理由

私はベトナム旅行をする際、タクシーをよく利用していました。今回訪れたホーチミンでもタクシーを利用するつもりでしたが、実際に利用したのは空港からホテルへ行く際のみです。それ以外の移動はすべてGrabタクシー(配車アプリ)を利用。理由はタクシーよりも料金が安いからです。

とはいえ、気軽に使えるタクシーはやはり便利。今まで訪れたことのないスポットはタクシーの移動も考えましたが止めました。ホーチミン滞在中、ご縁があり駐在員の方とお話する機会がありました。そのとき聞いた話では、ベトナムで比較的安心とされているVINASUN(ビナサン)タクシーでボッタくりにあったということ。

ベトナムにはさまざまなタクシー会社がありますが、VINASUNとMAILINH(マイリン)はトラブルが少ないとされています。定評のあるタクシー会社でトラブルがあったと聞き、私はGrabしか使うまいと思いました。ベトナムにはGrab以外にも配車アプリが普及していますので、ご自身で調べて使いやすいものを選んでみるといいでしょう。

ベトナム旅行のホーチミンの危険度

ホーチミンの危険度はどのくらいなのか気になる方も多いでしょう。実際にホーチミンへ旅行をしてみて感じたのは「危険度はゼロに近い」です。最低限のルールを守れば、女性ひとり旅でも安心して旅行を楽しめます。コロナ前と比べてホーチミンの危険度はどう変わったのか、私自身の目線で紹介します。

相変わらずの交通渋滞だがコロナ前よりマナー向上

ベトナムは世界屈指のバイク大国。街中を走るバイクの多さに、初めてベトナムを訪れる方は驚くと思います。また交通ルールはぐちゃぐちゃ。ベトナムは信号も少な目で、信号を守る人は多くありません。赤信号でもバイクは平気で目の前を通過していきます。この影響で外国人観光客は、道を渡ることすら難関なのです。

今回のホーチミンでも覚悟して旅行しましたが、コロナ前に比べて信号を守るバイクが多い印象でした。以前であれば歩行者が道を渡るときもお構いなしでクラクションを鳴らされていましたが、その頻度が明らかに減少。日本に比べるとクラクションの騒音はまだまだ多いホーチミン。コロナ前の状態を知っている私からすると、確実にマナーが良くなっていました。

ほかにも、歩行者が道を渡る際はバイクや車が減速して止まってくれることも。ベトナムの交通ルールは、車体の大きいものが優先です。よって歩行者の優先順位はいちばん最後ですが、歩行者優先のマナーが浸透しているようでした。

ベンタイン市場周辺はボッタくりの危険度がアップ

ベンタイン市場は人がまばらで、外国人観光客も少なかったです。以前は多くの観光客でにぎわっていましたが、少し寂しい印象…。そのせいか、外国人とわかると客引きがひどい印象でした。ベンタイン市場は値札が貼られていないため、観光客は値段交渉が必要です。言い値で購入するとボッタくりの危険度が上がります。

私もバッチャン焼きを購入しようと値段交渉をしましたが、お店の方も強き。商品も本物か定かでなかったため、結局購入は諦めました。ベンタイン市場では、むやみに話しかけてくる人には近づかないようにしましょう。

まとめ

ベトナムはコロナ前から治安の悪い国ではありません。コロナ後も治安の安定は保っていると感じました。ただし世界的に経済情勢が厳しい今、ベトナムも例外ではありません。少しでも金目になるようなものは、スリの対象となる可能性が高いです。

ベトナム旅行では最低限のルールを守って楽しむようにしましょう。またホーチミンでは、客引きに注意しながら観光してみてください。