ホーチミン観光の定番「ベンタイン市場」の見どころを徹底解説!歴史や変遷もご紹介します。

ホーチミンの情報
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ベトナム旅行では、市場巡りも楽しみのひとつ。その中でも、ホーチミン観光を代表するベンタイン市場は、はじめてホーチミンを訪れる方は必ずといっていいほど足を運ぶスポットです。

そんなベンタイン市場は、ベトナム市民の雰囲気を味わえる場所としても有名。

この記事では、買い物だけでなくグルメも堪能できるベンタイン市場の見どころを紹介します。ベンタイン市場を回るときのコツや注意点もぜひ参考にしてみてください。

ホーチミンの観光スポット「ベンタイン市場」ってどんな市場?

ベンタイン市場が完成したのは1914年。当時、フランス植民地だったベトナムは、ヨーロッパ調の建築様式でベンタイン市場を建設しました。

ベンタイン市場を象徴するのが大きな時計台です。また、東西南北に正門が設けられており、どの方向からも市場内に入ることが可能。

市場の中は、あらゆるものが売られています。お店の数は1,500を超えるともいわれており、ウィンドウショッピングをするだけでも楽しめる場所です。

ベンタイン市場はホーチミンの中心部1区にあり、観光で有名なドンコイ通りからも徒歩10~15分で到着します。途中の街並みも楽しみながらベンタイン市場に向かうのもおすすめです。

ベンタイン市場の見どころ3選

ベンタイン市場には見どころがたくさん。市場内もかなり広いので、目的をもって回るのがおすすめです。

ベンタイン市場でここだけは押さえておきたい見どころを3つ紹介します。お土産にグルメなど外せないものをピックアップしてみたので、ベンタイン市場を観光するときはぜひチャレンジしてみてください。

バラまき土産の宝庫

ベンタイン市場には、あらゆるものが売られています。ローカルの方も利用するベンタイン市場には、食材はもちろん、日用品や雑貨など、目移りするものばかり。

ベンタイン市場で買い物をするなら、バラまき土産を狙ってみるのがおすすめです。お土産には、以下のものを選ぶと喜ばれるでしょう。

  • ベトナムコーヒー
  • ナッツ
  • インスタントラーメン
  • 刺繍雑貨
  • ファッション雑貨

ほかにもおすすめの品はたくさんあるので、お気に入りの品を探してみるのも楽しみのひとつです。ベンタイン市場での買い物のコツは後ほど紹介するので、そちらを参考にしてみてください。

女子必見!セミオーダーできるサンダル

ファッション好きにたまらないのがベンタイン市場。洋服やファッショングッズなど、安くて可愛いものがたくさんそろっています。

そんな中おすすめしたいのが、セミオーダーできるサンダル。旅の思い出に作るのもいいですし、友達へのプレゼントにもおすすめです。

さまざまな組み合わせが可能なので、オリジナリティのあるサンダルを作ってみましょう。

ローカルフードに舌つづみ

ベンタイン市場はショッピングだけではありません。ローカル食堂が充実しているのも観光のポイント。

市場内には、ベトナムのローカルフードが食べられる食堂がたくさんあります。朝食や昼食をベンタイン市場で取るのも楽しみのひとつ。

デザートやフレッシュジュースも販売されているので、ローカルフードを思う存分味わえます。価格もローカル向けなので安く抑えられます。

ベンタイン市場を楽しむコツや注意点

ベンタイン市場は、約1万㎡もの広大な敷地です。観光客は時間が限られているため、効率よく回りたいもの。

ここからはベンタイン市場を楽しむコツや注意点を紹介します。市場の雰囲気を楽しみながらベンタイン市場を満喫しましょう。

ベンタイン市場を回る前にエリアを把握

ベンタイン市場は広大な敷地のため、エリアを確認しておくとスムーズに観光しやすいです。

まずは以下を参考に、どのエリアに何があるのか確認してみましょう。

東口 バラまき土産が中心
西口 ファッション雑貨が中心
南口 ファッション専門店
北口 ローカル客がメイン

東口は、バラまき土産におすすめの商品がたくさんそろっています。ベトナムコーヒーやお菓子などを中心に売られているので、お土産選びに困っている方はここでそろえるのもおすすめです。

西口は女子が好きそうな雑貨が勢ぞろい。民族雑貨やアクセサリー、陶器などのお店があります。このエリアは日本語が話せるスタッフも多く、日本人観光客がよく訪れるエリアです。

南口はベンタイン市場のメインゲートです。洋服はもちろん、さまざまな布が売られているのもこのエリア。ベトナムはオーダーメイドが有名なので、ここで好きな布を買って仕立て屋に持っていくのもおすすめです。

最後は北口。北口は観光客が利用することはあまりありません。というのも、北口はローカル人の台所ともいうべき場所だからです。生鮮食品が所狭しと並んでいて、地元の様子がよくわかります。

ローカル食堂で食べるなら、北口を目指していくとよいでしょう。

午前中に回るのがベスト

ホーチミンは年中暑く、1年の平均気温は28℃です。

ベンタイン市場はコンクリート屋根が付いているため日差しを遮っていますが、市場内はクーラーがありません。

そのため、少しでも涼しい午前中に回るのがおすすめ。午後になると観光客が増え、市場内も熱気に包まれます。

快適に回るなら、観光客も比較的少ない午前中を狙ってみましょう。

観光客はボッタくりの対象

ベンタイン市場はホーチミンでは外せない観光スポットとあって、外国人観光客がたくさん訪れます。

そのため、正規の価格よりも高く言われることが多くあります。とくに日本人は「言い値」に慣れている人種とあって、ボッタくりの対象になりやすいです。

ベンタイン市場で買い物をするときは「ボッタくられているかも?」と疑うぐらいの気持ちを持った方がいいでしょう。

買い物は「値切る」が鉄則

ベンタイン市場の多くのお店には、値札が貼られていません。ベンタイン市場での買い物は、値切るのが基本と覚えておくといいでしょう。

外国人とわかると市場の方は、通常よりも高い値段を提示してきます。そこから値段交渉を始めるのですが、この値段交渉もベンタイン市場の楽しいところ。

どのくらい値切ったらいいかわからないときは、お店の方が提示した価格の3/4ぐらいを行ってみましょう。そこから徐々に値切っていくのがコツ。

また、まとめ買いをすると値段交渉した価格よりも割安で購入できることもあります。もしバラまき土産を考えている方は、後出しでまとめ買いを提示してみるのもいいでしょう。

まとめ

ベンタイン市場はホーチミン中心部にありながら、ベトナムのローカルも感じられる魅力的な観光スポットです。

すべて見て回るにはかなり時間がかかるので、ポイントを押さえて回ってみてください。

値段交渉の必要なお店が多いものの、日本よりも安く買えるものはたくさん!きっとベンタイン市場に来たら、買い物欲が止まらなくなること間違いなしです。